2011年11月17日木曜日

ブルーカーボン

国連環境計画UNEPの報告書に

『自然界で固定化される炭素の55%はブルーカーボンと推定される』

という記載がありました.


実は,当研究室はブルーカーボンの研究を日本一進めている研究室なのです!
(おそらく・・・多分・・・・)


先日行われた,海岸工学講演集の発表でも日本ではじめて

当研究室のOBで今は京都大学の先生の大谷さんという方が

ブルーカーボンにまつわる内容で発表されました.

題目『河口干潟におけるヘナタリの炭素埋没量に関する基礎的研究』(2011,海講)

吉野川,勝浦のヘナタリの炭素,窒素固定量について研究した成果です.




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こういう前提がありまして,


東北視察の帰りに横浜にもよらせていただきました.


それは


横浜市と八景島シーパラダイスの協働でブルーカーボンの実証実験を開始するとの情報をお聞きしたからなのです.





横浜市の方と,事業をすすめていらっしゃるエンジニアの方にお話しを伺い,


とても,未来のある,夢のある,討論をさせていただきました.

(私たち学生は,先生がたが討論するのを聴いていただけなのだけど・・・・)

すごくおもしろく,手汗がはんぱなかったです.


お互い,情報交換しあい高め合う存在になれる雰囲気が満々でした.





その後,まだ準備段階中の施設に行ってまいりました.


今後もどんどん,横浜に足をはこぼうと思います.


下記は夏にはアサリがわんさかわくという海の公園!




当研究室の山中先生は横浜国立大学の助手だったそうで,横浜の海を案内して頂きました.


海水浴場や潮干狩り場でないにも関わらず

足場洗い場を設置してあったり

下記の看板のように,






アサリの潮干狩りも認めているとは,あっぱれであります.

ちなみに

2.殻の長さが2�以下のアサリの違いの採取を禁止

というきまりは,山中先生がアサリの研究をしているときに

規制つくりに協力し決まったとのこと!





砂も細かく,非常に美しい




なので,アサリの貝柄も純白のものが多くてびっくり!





波打ち際にはホヤがゴロンゴロンしてました.




これをつっつくと



気持ち悪いシルが・・・・・


ごめんなさい....






その後も中央水産研究所の方にお話しを伺い,


貴重な資料もたくさんいただけて,


この日もとても満足で充実していた日でした★

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