2012年9月27日木曜日

兵庫県 御前浜で青潮発生

私の研究は青潮に関連しているます.
 
青潮は年に1~2回発生し,硫化水素をい海面が乳白色になる現象です.
 
私の調査地点は兵庫県の御前浜です.
 
しかし,私は普段徳島にいるため,海の様子がわかりません.
 
 
そこで,地元住民の方に協力していただいて,青潮が発生したらすぐに知らせていただくという体制をとっておりました.
 
そして9月27日朝方,
一報が入ったのです.
 
 
”すごい乳白色だぞ!臭いもすごい!”
 
 
 
すぐにでもかけつけたかったのですが,なんと不運なことでしょう.
 
私はこの次の日卒業がかかった学科の中間発表があったのです.
 
卒業をあきらめるわけにもいかず,次の日中間発表が終わって即効かけつけました.
 
 
そのころにはもう青潮は終わっていたのですが,地元の方が写真をとっていてくださりました!
 
それが下記です.
 
 
 
海面が乳白色になっているのがおわかりでしょうか?
 
この青潮は2012.8.26(夕方)~8.27まで起こっていたと思われるのですが,
 
この後8月30日も台風が接近してまた青潮が発生しました!
 
今年2回目です.
 
 
今回は夜だったのですが,なんとか駆けつけることができました.
 
硫化水素を嫌がってか,海から大量のカニが逃げてきて,護岸に一生懸命しがみついていました.
 
カニだけでなく,フナ虫なども逃げ回っていて,
 逃げれないアサリは本当にかわいそうだなと思いました.
 
 
 
同じ時期,東京の三番瀬でも青潮が1週間くらい続いていたという情報もあります.
 
1週間もつづくなんで・・・
 
 
一体どれくらいの生き物がしんだのだろう・・・
 
 
 
 
 
 
 

2012年9月23日日曜日

西宮祭り



いつものごとく、御前浜に調査に行くと西宮神社がお祭りをやっていました!

下の写真のようにみこしを担いだ兄ちゃんたちが、浜の方にむかっているではありませんか。



海にいってみると、10隻ほどの船がでていて、何やら『うなぎ』やら『たい』やら魚の名前が聞こえてきて海の祈願をやっているようでした。






調べてみると下記のことが西宮神社のHPに乗っていました。


船に移したみこしを中心に、十数隻の供奉船・伴走船が新西宮ヨットハーバーを出港、西宮浜周囲を巡幸途中、御前浜に停泊して、船上にて「かざまつり」の古儀を斎行する他、産宮参船が神戸の和田岬へ渡り、ゆかりの和田神社・三石神社へ参拝します。
 一年に一度、神社において最も重要なお祭である例祭(九月二十二日斎行)は、二十一日の「宵宮祭」、二十三日の「神輿渡御」と合わせて「西宮まつり」といいます。


西宮には古くから、
 ――鳴尾(西宮市鳴尾町)の村の漁師が、武庫の海(現在の大阪湾)で漁をしていたところ網にご神像を得ました。しかし漁師は魚ではなかったのでご神像をそのまま海に戻すことにします。その後、漁師は舟を和田岬(神戸市兵庫区)の沖に漕ぎ出し、再び漁を始めたところ、さきほど武庫の海に戻したはずのご神像がまた網にかかったではありませんか。これは不思議な事だと思い、漁師はご神像を家に持ち帰り、丁寧にお祀りすることにしました。

 幾日か過ぎたある夜。漁師の夢に神様が現れ、「我はえびす大神である。ここより西の方によい土地があるので我を案内いたせ。」とのお告げを下されました。

 漁師はさっそく村人を集めて、えびす様をお神輿に乗せ西に向けて出発しました。途中お神輿を留めて休憩をとりましたが、えびす様はそのまま居眠りをされてしまい、なかなかお目覚めになられません。これではいつまでたっても出発することができないと、困った漁師は恐れ多くもえびす様のお尻をつねってお起こしし、ようやく今の西宮神社の鎮座する地にたどり着きました。――

という素朴な伝承が伝わっております。

 この伝承がいつ頃から伝わったのかは不明ですが、平安時代の末には和田岬へ神輿をお渡しする神事が行なわれていた事が見えており、平安期の公家中山忠親の日記『山槐記』や鎌倉期の僧一遍上人の事跡を描いた『一遍上人聖絵』から祭りの様子を窺う事ができます。

 のちの戦国期動乱の中、織田信長の社領没収により中断を余儀なくされましたが、約四百年後の平成十二年に復興。そして今年第十回目を迎えました。


 この期間は祭典だけでなく、各種催し物も奉納され、西宮の町を振るわせます。


(参考:http://www.decca-japan.com/nishinomiya_ebisu/nisinomiya_maturi.html

今私たちが取り組んでいるRACES JrのGW活動で、とある学生が

『近年海が汚くなったり魚がとれなくなっているのは、人間の環境破壊だけではない。昔は海の神様を大事にしていた。それをしなくなったから神様が怒っているのだ!』と。

おもしろいことをいうな~っと思っているやさきにこのお祭りに遭遇したので、あながち間違ってないなと思いました!


 

2012年9月14日金曜日

アサリと西条と鉄板ナポリタンとうち水と新幹線

私の実験に使うアサリを確保するために愛媛の西条に行きました.
 
この西条って町のことを何も知らなかったのですが,行ってみると以外や以外.
 
とても素敵な町でかなり気に入ってしまいました.
 
どんなところが気に入ったかといいますと,まずはうち水!
 
そこらへんで湧いていて,確かに飲んでみると軟水で普通の水とは違うのです.
 
コーヒーとあううち水もあったりして,こりゃはまりそうです.
 
 
 
次に,ここ西条は新幹線の生みの親
十河 信二の故郷なだったのです.
 
この人がいなければ,日本の新幹線はありえませんでした.
 
十河記念館には下期の名言がありました.
 
有言実行.
こんなこといえる技術者,かっこよすぎます.
 
 
そして,最後に鉄板ナポリタン.
西条はB級グルメとしてこの鉄板ナポリタンを名物にしようとしています.
 
鉄板ナポリタンマップというものがあって,いろんなお店がオリジナルのナポリタンをだしています!
 
これがめっちゃおいしいの. 

 
 
ってな感じです.
アサリを確保しに行っただけが,えらい収穫を得ることができました.
 
ちなみに・・・
 
以上の滞在時間はわずか1時間!
アサリの鮮度を保つためにダッシュでかえりましたよ!